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マーケティングのための因果推論 偶然と相関の先へ進む因果思考 – マーケ戦略を再定義する分析スキルとは

漆畑充、五百井亮

定価
2,420円(本体価格 2,200円)
  • 発売日
    2025年2月26日
  • 判型/ページ数
    A5/332ページ(オール4C)
  • ISBN
    978-4-8026-1501-3

本書は、マーケティングをテーマに因果推論の基本から応用までを解説した一冊です。因果推論という科学的な手法をマーケティングに応用することで、「どの広告・施策がどれだけ効果をもたらしたのか?」という問いに答えます。
ただし、因果推論を用いたマーケティングの実験やその結果を紹介するのではなく、あくまで「マーケティングを舞台として因果推論を学ぶ」というスタンスであることにはご留意ください。

因果推論なら、様々な変数が入り組む現場でも真の効果を見極めることができます。本書では、観察研究を実験相当へ近づける理論と手法を詳説。DAG、傾向スコアなど、マーケターにとって本当に使える実践ノウハウが網羅的に身につくでしょう。データを使った、説得力のある戦略立案を実現するための必携書です。

第1章 データは重要であるが万能ではない
 データは因果を語ってはくれないのか?

第2章 マーケティングにおける因果関係
 その広告・キャンペーンにはどれだけの意味があったのか?

第3章 手間はかかるが信頼できる「実験」によるアプローチ
 実験のあり方と、その実行可能性について

第4章 目で見る因果推論
 点と線を描いて因果関係を説明する

第5章 時系列で見る因果推論
 分岐した未来を比較する-あの時にこうしていたら

第6章 比べる因果推論
 データを使って「似たもの」を見つけだし比較する

第7章 その他、様々な因果推論
 機械学習と因果推論の交差点はどこにあるのか?

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author執筆者紹介

漆畑充 (ウルシバタ ミツル)

1982年愛知県生まれ。
株式会社Crosstab代表取締役。
慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学院理工学研究科修士課程修了。
金融機関向けデータ分析業務に従事。与信及びカードローンのマーケティングに関する数理モデルを作成。その後大手ネット広告会社にてアドテクノロジーに関するデータ解析を行う。またクライアントに対してデータ分析支援及び提言/データ活用アドバイザーリー・コンサルティング業務を行う。2019年株式会社Crosstab(HP: https://crosstab.co.jp/)を創業し今に至る。
統計モデルの作成及び特にビジネスアウトプットを重視した分析が得意領域である。統計検定1級。
著書に『現場のプロが伝える前処理技術 ~基礎から実践まで学ぶ テーブルデータ/自然言語/画像データの前処理』(マイナビ、2020/8)、『AI・データ分析モデルのレシピ』(オーム社、2021/6)がある。

五百井亮(イオイ リョウ)

1986年兵庫県生まれ。広島県育ち。
エディンバラ大学修士課程修了(情報学)。
IT系コンサルティングファームを経て広告業界に移り、データ分析に従事しながら分析部門のマネージャーを務めた。
また、データ分析関連の特許取得や国内外の大学との共同研究も経験した。
現在はSIerのDX推進部門のチームリーダーとして、流通、金融など様々な業界のデータ分析・活用を支援している。

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