ビジネスメソッドとしての「弱さ」の戦略
宮松 大輔
- 定価
- 1,760円(本体価格 1,600円)
- 発売日
- 2024年3月26日
- 判型/ページ数
- 四六判/240ページ(オール2c)
- ISBN
- 978-4-8026-1455-9
思い込みの壁を乗り越え、「できる内向型」になるためのメソッド
1万人以上の内向型を変えたスペシャリストが「逆転の方法」を大公開!
ビル・ゲイツ、ザッカーバーグ、イーロン・マスク、ウォーレン・バフェット……、
ケタ違いの成功を収める内向型の共通点とは?
自分には、他人に劣る「弱さ」があると思っていないでしょうか。
確かに、人には長所、短所があります。でも、それは「たまたま、その時に短所だっただけ」で、ときにはそれが強みになることもあります。逆に、長所だと思っていたことが、短所に変わることもあります。
たとえば、学校の点数が高く暗記が得意なことは、学生時代においては長所となります。一方、社会に出てからはどうでしょうか。VUCAの時代と言われ、予測不可能なことが多い現代においては、必ずしもそれは長所とは呼べないでしょう。
つまり、何が長所になり、何が短所になるかは、その人がそのときに、その力をどう活かすかで、すべてが決まるのです。
本書では、根っからの内向型として、引きこもりやあがり症など、さまざまな悩みを抱えながらも、自分らしい生き方を見つけ、現在は協会の理事として活躍する著者が、「自分の特徴を、どう弱みではなく、強みとして武器にしてきたか」を解説していきます。
序章 「弱さ」 で戦う戦略とは?
内向型だから気づけた「弱さの戦略」
[内向型の戦略①]「意固地」を「集中力」に変える
[内向型の戦略②]「優柔不断」を「慎重さ」に変える
[内向型の戦略③]「考えすぎ」を「深い思考」に変える
[内向型の戦略④]「過敏」を「観察力」に変える
[内向型の戦略⑤]「無口」を「傾聴力」に変える
[内向型の戦略⑥]「おせっかい」を「気配り力」に変える
[内向型の戦略⑦]「無関心」を「冷静な判断力」に変える
第1章「自分らしさ」 を守る
1「小さな目標」でやる気を充電する[目標設定]
2「ひとりの時間」で心を守る[心のセルフケア]
3「時間管理」でマイペースを保つ[タイムマネジメント]
4「内省」でポジティブな自分を引き出す[内省力]
5「観察力」で未来を見通す[予測力]
第2章 控えめのコミュニケーション
1「聞く力+予測質問」で、話し上手を超える[傾聴力]
2「ひとり作文」で表現力を磨く[表現力]
3「準備」で緊張知らずのプレゼン[プレゼン力]
4「誠実さ」でどんな交渉にも勝つ[交渉力]
5「気配り力」で会議を支配する[ファシリテーション]
6「共感力」で怒った人を丸め込む[鎮静力]
7「謙虚さ」で言いにくいことを言う[アサーション]
8「いい質問」で情報を引き出す[質問力]
9「1日3回の会話」で人間関係を築く[フォロワーシップ]
第3章 静かな思考
1「分析力」を磨く[情報分析力]
2「すぐ動けない自分」を仮説で動かす[仮説力]
3「不安と感情」に向き合い、決断する[決断力]
第4章 前に出ないリーダーシップ
1 物静かなリーダーになる[リーダーシップ]
2「静かな場所」で集中する[計画力]
3「問いと共感」で成長を促す[コーチング]
4「オウム返し+1」でメンタルサポート[メンタリング]
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