ITエンジニアがときめく自動化の魔法 ~仕事を効率化したくなる自動化テクニック~
増井敏克
「面倒な作業」「単純な作業」はとにかく自動化!
- 定価
- 2,200円(本体価格 2,000円)
- 発売日
- 2020年8月25日
- 判型/ページ数
- A5版/280ページ(オール2C)
- ISBN
- 978-4-8026-1248-7
「面倒な作業」「単純な作業」がキライで、業務であれ、プライベートであれ、なんでも自動化したくなるのはITエンジニアの習性と言えます。
本書は、そんな「ITエンジニアの習性」に忠実な著者が実際に実施している自動化のテクニックを余すことなく解説しています。
少しでも業務を効率化したい、単純な業務から解放されたいけど、やり方がよくわからないITエンジニアにとって、本書はよい道しるべとなってくれるでしょう。
はじめに
第1章 面倒なことはなんでも自動化する
1 私がプログラミングに注目する理由
2 そもそもプログラミングが必要なのか?
3 この本を読むときにやってほしいこと
第2章 スマートフォンや便利なサービスを活用する
●スマートフォンのメンドクサイを自動化する
1 「傘の置き忘れ」に「リマインダー」を活用する
2 「乗り過ごし防止」に「乗り換え案内」を使う
3 「Wi-Fiに接続されたとき」に通知し、「外出時の忘れ物」に気づく
4 「商品の購入」に「カメラ」を使う
●iOSのショートカットアプリで自動化する
5 「自宅までの経路探索」に「ウィジェット」からアクセスする
6 「ライフログの記録」に「Scrapbox」を使う
7 「画像の加工」に「ショートカット」を使う
8 「テキスト」を「書式なしでコピー」する
9 「iPhoneだけ」で「QRコード」を作る
10 「QRコードのリンク先」を「Twitterで検索する」
11 「Amazon Dashボタン」に似た機能を「QRコードで作る」
●条件に応じて処理を実行する
12 「家族への連絡」に「IFTTT」を使う
13 オートメーションを使ってアクションを実行する
14 「エゴサーチ」に「IFTTT」を使う
15 「Twitterからの情報収集」に「Microsoft Power Automate」を使う
●便利なハードウェアと組み合わせる
16 「買い物リスト」を「スマートスピーカー」で登録する
17 「スマホの通知」を「手首」で感じる
18 「タイマー」を「スマートスピーカー」で設定する
●便利なサービスを使う
19 「パスワード」を「管理ソフト」で自動入力する
20 「新刊の発売」は「メールでの通知」で自動的に知る
21 「読んだ書籍の管理」は「スマホアプリ」を使う
22 「近くの図書館」を「カーリル」で調べる
第3章 日常の作業を自動化する
●身近なツールを便利に活用する
23 「操作手順のマニュアル作成」に「ステップ記録ツール」を使う
4 「動画」の作成に「PowerPoint」を使う
●文字入力を楽にする
25 「Googleのアプリ」で「OCR」を活用する
26 「文字起こし」に「音声入力」を使う
27 「Markdownの文書」を「Dropbox Paper」でWordに変換する
●Web技術を活用する
28 「一週間分の天気」を「自動的にカレンダーに入れる」
29 複数のクラウドサービスを連携する
30 「プロバイダのメール」を「Gmail」で受信する
31 「カスタムURLスキーム」で「プログラム」を起動する
32 「curlコマンド」で「短縮URLの本来のURL」を取得する
●定型的な作業を自動化する
33 「CSVファイル」を「自動的に整形」する
34 「Yahoo!ニュース」を抽出し、「CSVファイルを作成」する
35 macOSで「Webページ内」の「特定のキーワードが含まれる段落」を抜き出す
36 画像を一括で加工する
37 「タスクスケジューラ」で「自動実行」する
第4章 情報は検索するな
●情報が降ってくる状態を作る
38 「RSS」を「Slack」で受信する
39 RSSをチェックする時間帯を決める
40 「Google Alert」で「RSSに対応していないサイト」も収集する
41 「知っておくべきニュース」に「著名人の力」を使う
42 「移動中の情報収集」に「Podcast」を使う
43 「トレンドの調査」に「Googleトレンド」を使う
44 「過去のWebページ」を「インターネットアーカイブ」で見る
●情報を蓄積するしくみを作る
45 「簡単なメモ」も「クラウド」に保存する
46 「情報をつなげる」ために「Scrapbox」を使う
47 「情報の集約」に「IFTTT」を使う
48 「情報の取捨選択」に「キュレーションサービス」を使う
第5章 コマンド操作で効率アップする
●コマンド操作を覚えて時短を実現する
49 「Windowsアプリ」を「コマンドで起動」する
50 シェルやコマンドにより自動化する
51 「写真」を「日付ごとにフォルダに分類」する
52 「自動的に校正」して「文章のミス」をなくす
53 「ファイルの差分」を「fcコマンド」や「diffコマンド」で抽出する
54 Webサイトの更新をdiffコマンドで抽出する
55 標準コマンドでハッシュ値を確認する
●JSON形式のデータを処理する
56 コマンドでJSONを整形する
57 JSONを行単位で処理する
58 他のコマンドと連携して天気予報を読み上げる
●文書を自動生成する
59 Markdownの文書をWordやHTML形式に変換する
60 「静的サイトジェネレータ」で「Webページを生成」する
61 ソースコードからドキュメントを自動生成する
●異動や新入社員の配属時に同じ環境を作る
62 Ansibleによりサーバーを自動構成する
63 「Docker」で「開発環境や検証環境を準備」する
第6章 プログラミングで自動化する
●プログラムを作ってWebを操作する
64 「Scrapy」で「Webサイトを収集」する
65 「Selenium」で「画面イメージを取得」する
66 「VBA」で「IEに見せかけ」てスクレイピングする
67 「複数のページ」を「順にクローリング」する
68 「Webアプリの面倒なテスト」を「Chromeで自動化」する
●Webブラウザ上で便利な処理を実行する
69 「ブックマークレット」で「フォームに入力」する
70 「SNSボタンがないページ」を「ブックマークレットからシェア」する
71 「ブックマークレット」で「Webページを簡単に修正」する
72 「ブックマークレット」で「HTMLのソースを表示」する
73 「ブックマークレット」で「パスワード入力欄の内容を表示」する
●Web APIを使う
74 「CSV形式のオープンデータ」を「取得、整形」する
75 「Google Chart」で「日本地図」を作る
76 「複数のWeb API」を「組み合わせてサービスを作る」
●入力を楽にする
77 「Emmet」で「手早くコーディング」する
78 「スニペット」で「定型文を入力」する
79 「オープンソースのOCRソフト」で「文字認識」する
Appendix 1 Excelに「開発」タブを表示する
Appendix 2 配信数の多いIT系Podcastの例
Appendix 3 本書で紹介した、アプリ、サービス、コマンドなどの一覧
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