本書は企業内の新規事業でなく、起業・創業時に必要となる事業計画書の作成ノウハウに的を絞って解説しています。
起業したいという強い想いを、どのように事業コンセプトや資金計画に落とし込むか、
起業コンサルタント(R)として数々の起業家を成功に導いてきた筆者が60項目にわたり実例を交えて解説しています。
●本書で作成する事業計画書
本書は、起業時に誰もが直面する問題である「資金調達」に着目し、創業融資や補助金を得るための事業計画書を作成します。
本書では、各種申請に適用できる百戦錬磨の筆者オリジナル事業計画書を用いて、ポイントごとに書き方を説明しています。
●こんな人におすすめ!
・起業したい人
・事業計画書を書いたことがない人
・創業融資や補助金を獲得したい人
・事業のアイデアを形にしたい人
Action 1 事業計画書の目的を理解しよう~起業のための事業計画書
1-1 何のために書くか① 自分自身の検証のため
1-2 何のために書くか② 出資者、大家さん、協力者などへの説明のため
1-3 何のために書くか③ 創業補助金など補助金の申請のため
1-4 何のために書くか④ 創業融資審査のため
1-5 創業融資で必要な事業計画書の種類① オリジナルの書式
1-6 創業融資で必要な事業計画書の種類② 創業計画書
1-7 創業融資で必要な事業計画書の種類③ 指定の事業計画書
1-8 融資を受けるための[必須]添付書類
Action 2 資金調達手段を知ろう~知って得する資金調達の話
2-1 起業時の資金調達の重要性
2-2 起業するにはいくら必要か検証する
2-3 資金調達手段① 手持ち資金を増やす
2-4 資金調達手段② 出資を受け入れる
2-5 資金調達手段③ 個人的に借りる
2-6 資金調達手段④ 創業融資を利用する
2-7 資金調達手段⑤ 補助金・助成金を受給する
2-8 資金調達手段⑥ クラウドファンディングを利用する
Action 3 創業融資の審査基準を知ろう~審査を乗り切る4つのポイント
3-1 創業融資には審査基準が存在する
3-2 審査基準① 自己資金
3-3 審査基準② 経営者の経験・能力
3-4 審査基準③ 返済の可能性
3-5 審査基準④ 資金使途
3-6 審査基準+α 資産状況、担保、保証人、前職での収入など
Action 4 会社設立・開業の戦略を立てよう~事業計画書は書き始めが肝心
4-1 会社設立にするか個人事業にするか
4-2 社名(屋号)を何にするか
4-3 代表者、役員は誰にするか
4-4 本店所在地(開業地)はどこにするか
4-5 設立年月日(開業年月日)をいつにするか
4-6 資本金(元入金)をいくらにするか
4-7 許認可、法的なことについて確認をしたか
Action 5 事業コンセプトを決めよう~融資担当者を唸らせる事業コンセプトとは
5-1 代表者の過去の経験、ノウハウ、技術
5-2 経営理念、事業の目的、将来ビジョン
5-3 事業コンセプトの重要性
5-4 誰に(ターゲット客層)
5-5 何を(商品・サービス、販売価格とその意味)
5-6 どのように売るか(集客、販売方法など)
Action 6 事業内容・体制を明確化しよう~戦略を高度に進化させる
6-1 市場環境の調査状況、マーケットニーズ
6-2 USP(なぜ、あなたの会社から買いたいのか)
6-3 マーケティング戦略、販売方法、回収条件
6-4 仕入・外注の方法、支払条件
6-5 事業上の問題点・リスク
6-6 競合分析
6-7 組織、人員計画
6-8 協力者、支援者
Action 7 アクションプランを立てよう~起業はスピードと行動が命
7-1 事業スケジュール
7-2 プロモーション
7-3 届出、許認可
7-4 人事、労務
7-5 財務
7-6 表に落とし込む&行動を加速する
Action 8 予測損益計算書、資金収支表をつくろう~経営センスは数字で示す
8-1 開業資金計画当初コスト
8-2 資金収支表(資金繰り表)
8-3 予測損益計算書
8-4 事業・商品別売上利益計画
8-5 売れる根拠を示そう
Action 9 融資審査突破のコツを知ろう~最終チェックと面接のポイント
9-1 審査基準を意識して事業計画書を書く
9-2 勝負は起業1年前から始まっている
9-3 誰と組むか。戦略的に攻めろ!
9-4 面接を乗り切る8つのポイント
9-5 面接で聞かれる質問はコレだ!
Action 10 融資を引き出した事業計画書を見てみよう~実例から学ぶ成功ノウハウ
10-1 実例に学ぶ成功のエッセンス
オリジナル事業計画書~お好み小太郎
オリジナル事業計画書~整体院GEN
オリジナル事業計画書~株式会社村上企画
創業計画書
事業計画書(経営力強化資金用)
創業計画書(東京信用保証協会用)
創業補助金用の事業計画書
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