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イラレユーザーのためのAfter Effects入門

[著]河野緑 [協力] Power Design Inc.

静止画から動画へ
グラフィックを動かそう!

定価
3,300円(本体価格 3,000円)
  • 発売日
    2022年9月28日
  • 判型/ページ数
    B5正寸/336ページ(オール4C)
  • ISBN
    978-4-8026-1379-8

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この本は「イラレをある程度使える人」向けの
After Effects入門書です。
イラレやフォトショは使えるけど、動画はまだ手を出していない。
そんな方にぜひ読んでいただきたい1冊です。

実は、イラレやフォトショの基礎知識は
After EffectsやPremiere Proなどを使った動画制作にも
すごく役立ちます。
イラレユーザーやフォトショユーザーは
まったくのゼロから動画制作を学ぶ人より、
かなり大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

しかし「動画」と「静止画」では異なることもたくさんあります。
大きな違いは「動き」と「時間」です。

「動き」と「時間」は静止画にはない、
映像表現特有のものなので、最初は戸惑うかもしれませんが
基本を理解すると表現の幅はどんどん広がっていきます。

この本は静止画と動画の考え方の違いや
イラレとの違い、あるいは共通することなど、
イラレユーザーが疑問に感じそうなところを特に丁寧に解説しています。

イラレで作ったロゴをスライドインさせたり、
フェードイン・フェードアウトさせたり。
ユニコーンの羽根がパタパタと動くアニメーションをつけたり。

もし自分で作ったイラストやデザインを動かすことができたら、
クリエイティブがもっと楽しくなること、間違いなしです。

■コンテンツ
01 動画用イラレデータの基礎知識
02 After Effectsの基本操作
03 フェードイン/ズームインを設定する
04 スライドして登場するロゴ
05 キラっと光るロゴ
06 動くクリスマスカード
07 完成データのパッケージ
08 動く広告3連発&合体
09 ユニコーンを動かす
10 Premiere Proとの連携

 

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author執筆者紹介

河野緑(こうのみどり)

オフィス・ユニコ代表/映像クリエイター/Premiere Proほか映像編集ソフト講師/DaVinci Resolve認定トレーナー
グラスバレー日本橋セミナールームを運営後に独立。オフィス・ユニコを設立し、映像編集講座の企画・運営、コンテンツ作成、トレーニング書籍の企画・執筆などを手掛ける。AdobeMAXやYouTube Creators camp、CC道場など数多くのイベントでも登壇の経験を持つ。Premiere Pro、After Effects、Grass Valley EDIUS Pro、DaVinci Resolveなど、さまざまな映像編集ソフトを自在に操り、企業や個人のWeb動画やPV作成も行っている。
放送局や企業・教育機関向けのセミナー講師として招聘されることも多く、オーダーメイドの講義を開催。初心者にもわかりやすく丁寧な講義は好評を呼んでいる。
[HP] https://www.office-unico.net
[Twitter] @midori.unico [Facebook] @OfficeUnico

コメント

この本は、「イラレでイラストやデザインは作れるけれど映像編集がはじめて」の方に向けて、
イラレのスペシャリスト集団、パワーデザインのみなさんとやりとりしながら作り上げました。
数年前から、
「イラレのデータをAfter Effectsでモーションさせたい」
「自分のデザインをモーショングラフィックスとして動かしたい」
というグラフィックデザイナーさんの声を耳にしていました。

グラフィックデザイナー=イラストやデザインができるということは、
作品のいちばん肝心な「決めショット」を作れるということ。
そんな方々がAfter Effectsまで覚えたら、それは最強ですよね。
そんなイラレユーザーのみなさんが知りたいことに絞って、
必要な範囲を、基礎からていねいに解説しました。

この本が、After Effectsを楽しみながら学び、
表現の幅を広げていく一助となれば幸いです。

株式会社パワーデザイン

東京に拠点を置くデザイン会社。
常時20名前後在籍のデザイナーがそれぞれ個性を活かし、グラフィック事業とプロダクト事業の2つの分野を柱に幅広く活動。著書『トレース& 模写で学ぶ デザインのドリル』『足し算デザイン&引き算デザイン』『がんばらなくても速攻できるパパッとデザインレシピ』(小社刊)他多数。
[HP]https://powerdesign.co.jp/

コメント

普段は主に紙媒体のデザインを手がけている私たちですが、
最近は「Web用の広告や動画も作れますか?」という依頼を受ける場面も
徐々に増えてきています。
そんな折、本書についてのお話をいただき、
「イラレユーザーのための映像制作」というコンセプトに共感した私たちは、
映像クリエイターの河野さんと協力して本書の制作を始めました。

After Effectsについても一から学びながら取り組み、
まさにこれから使ってみたいと考えているみなさんと同じ視点で、
疑問やつまづきやすいところをカバーしながらまとめあげました。

私たちがイラレで制作したデザインに、
河野さんが動きをつけてくださったときのインパクトと感動といったら…!
みなさんも、画面の中の静止画が生き生きと動きだす様子を目の当たりにすれば、
きっと「映像」という新しい世界の可能性を感じるはずです。
本書を味方にして、あなたの持っている「デザイン力」を
ぜひ映像制作にも活かしてみてください。

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